稲作

穂が出たー!!

おかげ様で、滝町デイケアが誇る田んぼ「恵田んぼ」は健在です。

なかなか穂が出でこなくて心配する日々が続いた時期もありました。

人間が気をもんでいても、穂を出す時期を決めるのはやっぱり稲自身ですね。

ちゃんと穂を出して、花も咲かせてくれました。

稲の花を見る機会、なかなかありませんよね。

このかわいらしい白いお花が、おいしいお米のもとだなんて…感動です。

穂が出始めてからは、すくすく育っていきました。

あれよあれよという間に穂が出そろいました。

少しずつ籾に実が詰まってきて…

『 実るほど こうべを垂れる 稲穂かな 』

利用者様も、そろそろ稲刈りの頃かと滝町デイケアにいらっしゃるたびに観察して下さっています。

黄金色に色づきを増していく稲の様子を、楽しみにして下さっています。

新人さんが仲間入り

活きのいい新人が入りました!

10人以上…いや10匹以上の新人さんが、恵田んぼにやってきました。

こちらの写真の男性利用者様が、新人さん達を紹介してくださったMさんです。

「みんな仲良く、大きくなれよ~」と成長への願いを込めて、いざ放流!?

まるまると太っていて、さぞ大きなカエルになると予想されるおたまじゃくし達。

足が生えてきて、じきにジャンプできるようになるであろうものも混じっています。

そして水の中ではおとなしいけれど、いずれ空に元気に羽ばたいていくヤゴ。

タニシとメダカも加わって、更ににぎやかになりそうです!

稲の生育に加えて、新しい仲間たちの成長という楽しみが増えました!

絶賛“生育中”

稲が順調に育つよう願いを込めて、毎日「恵田んぼ」に水を足すことで水がきれいな状態を保っています。

農家の田んぼのように水路がないので、水を注ぎ足せば、発砲スチロールに空けた穴から余分な水が抜けていく仕組みです。

育て始めるとやっぱり成長が気になります。

「あれ、昨日より伸びたかな!?」「確かに伸びてる!」という声が聞こえてきます。

恵田米、すくすく成長しております!

ある利用者様のお話では、もう暫くしたら恵田んぼの水を抜くそうです。

「水を抜いたら今よりぐんぐん伸びるよ。」とのこと。

恵田米の成長を想像するとワクワクが止まらない今日この頃です。

『田んぼ』はじめました

滝町デイケアに「稲作同好会」が発足しました!

苗は寄付して頂いたもので、発砲スチロールの箱で「ミニ田んぼ」を用意しました。

まずは、しろかき(田に水を入れて土を砕いてかきならす作業)です。

猫の額ほどの田んぼなので、手を使えば十分なしろかきができます。

利用者S様の指導の元、職員もお手伝いしました。

苗がしっかり根付くよう、石ころや草などを取り除きます。

お若い頃から農業に勤しんでこられ、90歳になられる今も、田んぼや畑でお仕事をされているS様。

「生涯現役」という言葉がぴったりの働き者でいらっしゃいます。

しろかきが終わって、いよいよ田植え。

苗を植えるS様は、仕事人モードにスイッチが切り替わったかのように真剣な表情!

苗に愛情をこめて植えておられる様子が感じられました。

S様は岡崎市の「恵田(えた)」という地域にお住まいなので「恵田んぼ」と命名しました。

豊作が期待できそうなネーミングとなりました。

今後、滝町デイケアのみんなで苗の成長を見守っていきます。