こんにちは。滝町デイケアです。
リハビリから活動のご報告です。
2025年5月21日(水)に第21回リハビリ教室を開催しました。
今回のリハビリ教室は「頭の体操」で、作業療法士が担当します。
デイケアに来ていただくと、リハビリやレクレーションなどで、頭の体操を行っていただくことがあります。
今回は、前半で「頭の体操がなぜ必要か」についてや、「頭の体操で何を鍛えているのか」などについてのお話をし、後半で頭の体操を実際に行いました。
前半はホワイトボードを使いながら、頭の体操で鍛えることができる「認知機能」について、実際の生活の中での例えを交えながらお話を進めていきました。

認知機能には「記憶力」「言語力」「判断力」等の種類がありますが、日常生活の意識していない中で、それらの認知機能をたくさん使っています。
ここで皆さんに、デイケアに来るまでの昨日のことや当日のことを思い出していただきました。

皆さんに挙げていただいた、デイケアに来ていただくために行っていることすべてに、それらの認知機能が働いています。
認知機能を維持していくことはとても大切なことだと思います。
少し難しいお話でしたが、皆さん熱心に聞いてくださいました。
メモを取りながら聞いてくださる方もいらっしゃいました。

頭の体操に入る前に、体も動かしていただきました。
頭の体操もとても大切ですが、体を動かすことも大切です。

座ってもできる、手足の運動を行っていただきました。
後半は頭の体操です。
はじめに、見本の図柄を見て記憶し、思い出して見本と同じようにカードを並べ替えることを行いました。

みなさん一生懸命覚えていただき、思い出して、並び替えをしてくださっています。

次に4つのひらがなを記憶し、見本と同じように並び替えていただきました。

皆さん覚えたものを思い出して、並べ替えてくださっています。

最後に、この4文字を使ってできる言葉をたくさん考えていただきました。

「はな」「すみ」「なみ」・・・
皆さん、たくさんの言葉を見つけてくださいました。
頭の体操を行っていただく中でいろいろな認知機能が刺激されたのではないかと思います。
頭の体操を行うことで、普段使わないような脳の機能を刺激することができるといわれています。
また会話をすることもよいと言われていますので、デイケアに来ていただき、ご利用者様同士や職員とお話をしたり、リハビリやレクレーションなどで体だけではなく、脳もたくさん動かしていただけたらと思います。
次回、リハビリ教室は2025年6月19日に理学療法士が開催予定となっております。