滝町ログ

こんがり、じゅわ~

「今年もあと1ヵ月」「1年なんてわけないね~」

こんな会話が挨拶代わりになる”師走”に入りましたね。

本格的な冬を迎えようという11月下旬、滝町デイケアでは寒い時期にぴったりのおやつを利用者様と一緒に作りました。

一見、お豆腐のように白くて四角い食べ物ですが、油揚げを焼いているわけではなく…

食欲をそそる甘く香ばしい香りがデイルームに広がりました。

こんがりするまで、ホットプレートで焼き目をつけるお菓子といえば…

 

そう、フレンチトーストです!

きれいに焼き色がついて、トッピングはホイップクリーム…おいしいおやつが完成しました。

外はこんがり、口の中では牛乳と卵の絶妙なコラボレーションがじゅわ~っと広がりました。

鼻から抜けていく甘い香りが癖になりそうでした。

利用者様からは「もっと食べたいくらい(おいしい)」という、この上ないお褒めの言葉を頂きました。

さぁ、次回のおやつクラブのメニューは…今から楽しみです。

私の役割。

「誰かがやらないとね・・・」

と、言われながら没頭しているご利用者様。

さて、これは何をやられているのか分かりますか?

手元を拡大してみると・・・

籾殻?

やすり?

籾(もみ)を集めて、やすりで擦って・・・

また、籾を集めてやすりで擦って・・・

この後、この籾がどうなるのか想像がつきますか??

完成しました!すごい!!

玄米が出てきました!

これは滝町デイケアの「恵田んぼ」で作られたお米です。

収穫して1ヶ月が経ち、稲を乾燥させ「籾摺り(もみすり)」の段階へ。

そこで、わざわざ「やすり」を持参してくださって、少しずつ丁寧に籾を取ってくださいました。

仕事に励まれているご利用者様の表情は生き生きとされていました。

やる気に満ちているご利用者様の姿、楽しそうな表情に嬉しさを感じた一日でした。

根っからの!

利用者様が楽しみにして下さっている15時のおやつの時間。

丁度レクリエーションが終了し、喉がかわいてちょっと休憩の時間です。

滝町デイケアでは、おまんじゅうや蒸しパン、ゼリーなど日替わりで提供させて頂いております。

通常、利用者様がおやつを召し上がったら職員が下膳します。

しかし、利用者M様はいつもお手伝いをして下さいます。

根っからの働き者でいらっしゃるのでしょう!

M様は職員の動きを良くご覧になっていて、職員が下膳を始めると自主的に席を立たれ「手伝おうと思って。」と職員に声を掛けて下さるのです。

職員は、M様のご配慮に甘えさせて頂いております。

そして何より…M様とお話ししながら仕事ができるのは、私達職員にとっては楽しくて有意義な時間になっています。

利用者様の温かいお心に支えられていることが実感できるワンシーンです。

穂が出たー!!

おかげ様で、滝町デイケアが誇る田んぼ「恵田んぼ」は健在です。

なかなか穂が出でこなくて心配する日々が続いた時期もありました。

人間が気をもんでいても、穂を出す時期を決めるのはやっぱり稲自身ですね。

ちゃんと穂を出して、花も咲かせてくれました。

稲の花を見る機会、なかなかありませんよね。

このかわいらしい白いお花が、おいしいお米のもとだなんて…感動です。

穂が出始めてからは、すくすく育っていきました。

あれよあれよという間に穂が出そろいました。

少しずつ籾に実が詰まってきて…

『 実るほど こうべを垂れる 稲穂かな 』

利用者様も、そろそろ稲刈りの頃かと滝町デイケアにいらっしゃるたびに観察して下さっています。

黄金色に色づきを増していく稲の様子を、楽しみにして下さっています。

時は金なり

「皆さま、一息つきましょう。3時のおやつの時間です。今日はシュークリームですよ。」

食いしん坊の私なら、甘い物が出てきたら我慢できずに、すぐに食べてしまうのですが…。

写真の利用者様方は、シュークリームが目の前にあっても色鉛筆を持つ手がなかなか止まりません。

「あと少し、ここまでやろう」と一生懸命にぬり絵に取り組む様子が写っています。

一方、S様は「ここにくると落ち着いて読めるのよ。」と本のページをめくりながらおっしゃいました。

家にいるとお庭の草や家の中の諸々の事が気になり、ゆっくり読書する暇がないのだそうです。

滝町デイケアにいらっしゃる日は、ご自宅から本を持参され”本の虫”となっておられるのです。

この日の愛読書は、ご友人からすすめられた一冊「九十歳。何がめでたい」でした。

主婦として長年ご活躍されてきたからこそ、少しの時間も無駄にせず、時間を上手く使う習慣がついていらっしゃるのでしょう。

「時は金なり」ということわざを、身をもって示して下さっています。