こんにちは、とよおかデイケアで理学療法士をしております小出です。
今回は、小集団で行った作業活動の様子をご紹介します。
作業活動とは、手先を使って何かを作ることです。
高齢者の方にとっては、手先が器用になったり人と話したりすることができます。
今回はカエデの葉っぱの形に切った画用紙に、赤や黄色などの絵の具で色をつけました。
それが乾いたら模造紙に貼って、紅葉の壁絵を作りました。
その作業風景や完成した作品の写真を見ていただきながら、どんな効果があったのかリハビリの視点でお伝えします。
<手先が器用になる>
高齢になると手先が不自由になることがあります。
そこで、手先を使う作業活動が有効です。
今回は絵の具を塗ったり、カエデを貼ったりすることで、手先を動かす機会を増やしました。
みなさん真剣に取り組んでおられます。
自分で工夫したり、色を考えたり、されていました。
手先だけでなく、頭も使われたようです。
<人と話す>
高齢になると中には普段話す相手がいなくなったり、話す機会が減ったりする方もいます。
そこで、人と一緒に作業活動をすることが有効です。
作業をする間に、声をかけたり助け合ったり感想を言い合ったりすることで、話す機会を増やしました。
みなさん笑顔で楽しそうです。
絵の具は久しぶりだと喜んでいる方もいました。
ただ人と話すだけでなく、会話することも楽しんでいただけたようです。
<完成した壁絵>
完成した壁絵です。カラフルなカエデの葉っぱが模造紙にぎっしり貼ってあります。
本物の紅葉みたいですね。
この壁絵はとよおか病院待合に飾る予定です。
お見えになる方や帰られる方に見ていただき、季節や温かさを感じてもらえれば嬉しいです。
<まとめ>
今回は、小集団で行った作業活動の様子をご紹介しました。
手先を使ったり、人と話をしたりすることができました。
作業活動は高齢者の方にとっていいことばかりです。
これからもいろんな作業活動をやっていきますので、次回もお楽しみに!
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