ゴーグルとヘッドホンを付け、腰をかがめて歩く、なにやら重装備の男性。
街で見かけたら通報されかねない怪しい人が散歩をしています。
実はこれ、高齢者疑似体験教材を使った、新人研修の一場面です。
こんにちは滝町デイケアです。
新年度になり、滝町デイケアに2名のリハビリ職員が入社いたしました。
滝町介護老人保健施設では毎年、新入職員を対象とした新人研修の中で高齢者疑似体験を行っています。
「高齢者の身体的特徴は?」
このような疑問があれば今の時代、ネット検索ですぐに知識を得ることができます。
しかし、本当の意味での理解は難しいですよね。
そこで教材の出番です。
この教材は視力や聴力を制限するゴーグルとイヤーマフ、体の動きを制限する重りやベルトなどを身に着け、高齢者の抱える問題を疑似的に体験できるというもの。
知識だけでなく「体験」することで感じたものをリハビリや介護、看護でどう活かしていくか。
そんな気付きにつながればと期待しています。