デイケアブログ

竹笛演奏会

みなさんこんにちは、はまなこデイケアです。

10月に入り、すっかり秋らしい風が吹くようになりましたね。

三ヶ日名物のミカンも色づき始め、柿の実も大きくなってきたとご利用者様より伺いました。

さて、10月1日(火)に竹笛演奏者の「野笛」さんが演奏して下さいました。

読み方は、「のぶ」さんと読みます。なんと、演奏に使用する竹笛は自作との事です!

日頃、お祭りでも吹かれているそうで、その音色は強くもあり優しくもあり、どこか懐かしい音色でした。

ご利用者様には鈴やタンバリンをお持ちいただき、誰もがご存知の童謡や唱歌に合わせて鳴らしていただきます。

野笛さんは、自作の歌詞カードも作ってきて下さいました。

下の写真は、演目のほんの一部ですが、当日は20曲という沢山な曲を聴かせて下さいました。

歌を唄いながらの演奏は、「難しいと思ったけど、凄く楽しかった!」という感想が沢山聞かれました。

芸術の秋、音楽の秋を楽しんでいただけたようです。

野笛さん、ありがとうございました。またのお越しを心待ちにしております!

それでは、次回の更新もお楽しみに。

おはぎを作ろう!

こんにちは。はまなこデイケアです。

917日に毎月恒例のおやつ会を行いました。

今月は「おはぎ」作りです。

お彼岸には「おはぎ」をお供えするのですが、その由来は小豆の赤い色には魔除けの効果があると信じられており、邪気を払う食べ物としてご先祖様にお供えされてきたと言われています。

今回は、はまなこオリジナルとして小豆だけでなく3種類のあんでおはぎを作りに挑戦しました。

中のもちの部分はうるち米ともち米を合わせて炊いたものを粒が残るぐらいに軽く潰して作りました。


枝豆を潰してずんだ餡を作ります。

豆がなかなか潰れず大変な作業でしたが、ストレス解消するかのように力強く楽しそうに豆を潰してくださいました。


もちを餡で包む際は、片手で器用に包んでくださる方もいました。

先日ブログで紹介した手のリハビリがここで活かされています!



かぼちゃ餡、ずんだ餡、小倉餡の3種類の餡で包んで完成です。


3色揃うととても綺麗ですね!

来月のおやつ会は1019日の予定です。お楽しみに!

秋の味覚に舌鼓。

こんにちは、はまなこデイケアです。

9月も中旬となり、冷房のいらない日も増えてきましたね。

はまなこデイケアでも、涼しい日は窓を開け、秋の風を感じながらお過ごしいただいています。

さて、9月9日(月)は、月に一度の恒例となっております、「美食の会」でした。

毎月大変ご好評をいただいているイベントとなります。

今月のメニューは・・・

*栗ごはん

*カレイの生姜煮

*茄子の田楽煮

*チンゲン菜と絹揚げの塩胡麻ダレ和え

*フルーツ(みかん)

でした。

御重のふたを開けると「わー美味しそう」というお声が挙がります。

やはり、皆様最初に召し上がるのは・・メインの栗ごはんです。

「栗が沢山入っているね」「ホクホクして美味しい」と、お褒めの御言葉を頂戴致しました。

カレイも生姜で煮てあるため、とてもさっぱりとしていたようです。

日本では昔から、旬の食べ物を食すと寿命が長くなると言われています。

まだまだ秋は始まったばかり。

これから、沢山の味覚を楽しみたいものですね。

寒暖の差でお風邪をひかれませぬよう、ご自愛ください。

次回の更新もお楽しみに。

第3回特別イベント開催です!

こんにちは。三田デイケアです。

9/7(土)に待ちに待った特別イベント、第3回目を開催いたしました。

前回同様、今回も追加利用であったり、振替利用であったりと多くの利用者様に参加していただけました。

今回は写真フレーム飾り付けです。

まだ暑い日も続いているので、さわやかな感じに出来ました。

その様子がこちら

ご家族からも思ったよりもよかったよー!とお声を頂けました!

是非次回もお楽しみに・・・

高齢者体験

ゴーグル、耳当て?

リストバンド、アンクルバンド、紺色のベスト??

杖???

「あんた、大丈夫か?どうしただ?!」

明らかにいつもと様子が違う職員をご覧になった利用者様が、心配して声を掛けてくださいました。

これは “高齢者体験”をしている場面です。

介護の現場で働く私達にとって、勉強の一環です。

高齢者キットを全て身に付けると・・・誰もがこのような重装備になります。

利用者様の心身の状態を少しでも理解する為に、滝町デイケアの職員全員が体験しました。

ゴーグルをかけると・・・視界がせばまり、モヤモヤと霧がかかったようになりました。

目の前がぼんやりしてはっきり見えないので、歩くのが不安でたまらない。

白内障の症状を体験中!

耳当てをすると・・・相手の声が聞きづらく、何を話しているのかよく分かりません。

「何だって?もう一回言って。」と聞き返さずにはいられない。

でも相手に何回も聞くのは、何だか悪い気がするなぁ。

“耳が遠い体験”実施中。

リストバンドとアンクルバンドを付けて、ベストを着ると・・・おっ、重い!

足腰にずっしりくる~!

首に掛けたベルトを両膝に固定したら・・・膝が伸びない、腰を伸ばせない!

一歩を踏み出そうとすると、バランスを崩してヨロヨロ。

杖がないと歩けない。

たった5メートル歩いただけで、腰の辺りに違和感が出現。

歩くって大変なんだな。

~ 高齢者キットを身に付けてみたら色々な発見がありました。~

・歩きたくなくなるからずっと座っていたい!

・早く歩けって言われても、歩けないよ!

・動こうという気持ちはあるのに、自分の体が思うように動いてくれないから悲しくなる。

・何かにつかまらないと体がえらい!

・腰が痛いってつらいんだなぁ。

・相手の話が聞こえないと何だかつまらない。

今回の体験を通して一番の収穫は『利用者様は私達職員が思っている以上に、体を動かす為に一生懸命頑張っておられる』ということを知れたことです。

デイケアではトイレの往復だけでも、ご自宅でトイレに行く距離と比べたら何倍も歩かなければなりません。

帰る頃には・・・お顔には出さずにいてくださるけれど心身共にくたくたで早く家に帰って横になりたいだろうな。

「利用者様のお体の状態を理解するよう努め、お気持ちに寄り添いながら仕事をしていこう。」

職員それぞれが誓った日となりました。