皆さんこんにちは。滝町デイケアです。
リハビリより活動のご報告です。
今回は作業療法士主催で、縁起物であるダルマの作成を行いました。
新年に向けて、集団で協力し一つの作品を作るという目的です。
ダルマの台紙やパーツなどはリハビリ職員が用意し、ご利用者様にはパーツの貼り付け・顔を描くという作業を行ってもらいました。
細かい作業は指先を使い集中力を高める他、どんな風に描くか・貼るかという点での思考力も刺激され、認知機能へのアプローチに最適です。
用意した見本をお手本にしている様子や、思い思いの顔と模様を描いてくれている方もみえました。
「いきなりペンで描くのは不安」としっかり下書きをしてから本番に臨む方。
片手がうまく動かないからと文鎮で押さえながら頑張って下さる方もいらっしゃいました。
「描くのは苦手だから手伝って」と言われる方もいらっしゃったので、職員がある程度お手伝いを。
「口だけでもご自分で描いてほしい」と最後の一筆はご本人に!
完成したダルマは、用意した宝船に乗ってもらいます。
順番に船の所まで持ってきて頂き、職員も手伝いながら好きなところに貼ってもらいます。
早くにダルマが完成した方々に、船の周りを飾るお花も手伝ってもらいました。
これも細かい力加減が必要な指先の運動になります。
とても賑やかで素敵な宝船になりました。
皆さんのおかげで個性豊かなダルマがたくさん並んで船がいっぱいです。
「いろんな顔があるね」「あのダルマ良いね」「あれは私のだ」など見ても楽しい作品になりました。
クリスマスが過ぎたら、デイケアフロアの壁に貼り出し、皆さんに見てもらえるようにします。
今年のリハビリ教室は今回が最後になります。
来年も皆さんに楽しく参加して頂けるリハビリ教室をデイケアの職員と共に考えていきます。
楽しくためになるリハビリ教室を、今後もどうそ宜しくお願い致します。