はまなこログ

移乗(トランスファー)の勉強会

こんにちは。はまなこデイケアです。

桜の花が散ってしまい、あっという間に葉桜に。。。

少し寂しさを感じてしまう季節ですね。

さて、はまなこデイケアでは作業療法士の鈴木講師から移乗についての勉強会を開いて頂きました。

移乗は介護の仕事で必要不可欠な動作です。

そもそも、移乗とは何?と感じる方もいらっしゃいますよね。

移乗とは、対象者がベッドと椅子の間、車椅子と便器間など日常生活の中で行われる動作の事です。

特に高齢者施設においては対象者本人も介助者も無理なく安心して移乗できる方法を身につけることで、移乗の頻度も高まり質の高い生活および生活の広がりを持つことも可能になります。

介護士=腰痛もちというイメージをする方も多いのではないでしょうか?

腰介助する私達の身体にも負担がかからないようにするには、ボディーメカニクスがとても重要になってきます。

ボディーメカニクスとは、人間の運動機能である骨、関節、筋肉などの相互関係の総称、あるいは科学的相互関係を活用した技術の事です。

なかなか難しいですよね。。。

ボディーメカニクスの原理の方がわかりやすいのでご覧ください。

ボディーメカニクスの原理

  1. 支持基盤面を広くする
  2. 重心を低くする
  3. 重心を近づける
  4. 大きな筋群を使う
  5. 身体はねじらない
  6. 身体を小さくまとまる
  7. 水平移動
  8. てこの原理

原理の項目がもっとたくさんあるとの事ですが、大事な項目をまとめてくださいました。

丁度横になり休みたい利用者様がいらしたので、モデルになって頂きました。

ご協力ありがとうございました。

いつも当たり前にやっていたことを再確認するとても良い機会になりました。

麻痺がある方、腕や脚に硬直がある方など相手の方の身体の状態に合った介助をするにあたっては、教科書どうりにはいかない現実問題も多々あります。

鈴木講師に質問し答えて頂き、私たちの介助の悩みや改善をアドバイスしてくださいました。

これからも利用者様が安心安全に介助が行えるよう、努めていきたいと思います。

次回のブログもお楽しみに~(*^-^*)