9月も中旬になりますが、滝町デイケアの”ひと夏の思い出”をご紹介したいと思います。
あれは残暑きびしい8月のある日のこと・・・
美食の会で「流しそうめん」を行いました。
長~く真っすぐに伸びた竹を水がキラキラ輝きながら流れていく様、水が流れ落ちる音、竹の器…風流づくしでした。
今は便利な世の中、若い職員がスマートホンからヒグラシの鳴き声を奏でてくれて…不思議なもので一気に涼しげな雰囲気へと様変わり!
まるで、森林の中に瞬間移動したかのような涼しい空気が感じられました。(BGMの効果の大きさ実感です!)
まずはメインの”そうめん”から。
利用者様がお箸ですくいやすいよう、職員はそうめんの量を調節して流します。
「いくよ~」の掛け声が合図。
サラサラ流れてきたそうめんを、つるつるっと召し上がる時の利用者様は、どなたもお顔がほころんでいました。
次は”キュウリにミニトマト”。
キュウリは薄く輪切りでゆらゆらと、ミニトマトは球体のままコロコロと流れてきます。
「ほら○○さん、キュウリきたよ!」
「次はトマトがくるよ。」
職員と利用者様の間では掛け声が飛び交い、ギャラリーもにぎやかで盛り上がりました!
客席は入れ替わり立ち替わり、常に満席。
大繁盛の「滝町流しそうめん店」となりました。
また来年、暑い夏がくるまでお楽しみに。