この所期の目標を達成するためには,「働くヒトの質」がすべてと言って過言ではありません.
かのマイクロソフト社では,社員の「IQ」こそがすべてだと言ったと伝えられています.そこでの採用面接試験では図1のような問題が出たとのことです.
この問題を解ける,あるいは解こうとするヒトは,マイクロソフト社に向いているのかもしれません.しかしながら,通常の業務を行なう会社では,このようなヒトはむしろ向いていない気がします.
当法人では,通常の会社でも同じと思いますが,むしろ図2の中で言うと,Cの仕事ができるが性格が悪い者と,Dの仕事ができなくて性格が悪い者は,排除されねばならないと考えています.Dは当たり前でしょう.
図1の問題がすらすら解けるヒトは,どちらかというとCに???
もちろん,Aのような仕事が出来て性格が良いのに越したことはありませんが,Bのような「仕事ぶりはもう一つでも性格が良い」ことが求められます.(医療 従事者ですから,ミスは許されませんから仕事の正確さは求められます.性格が良いは,責任感があるという言葉で置き換えられるでしょう)
以上の点を踏まえて「医療,介護 日本一への挑戦」を実現するための2つのことを提案してきました.そして,もう1つ提案をさせていただきます.
まず,①と②は現在導入中のものですが.
①人事考課.
以前より述べてきましたが,「コミュニケーション能力」「感謝の気持ち」
「仕事への集中」を評価にして人事考課を進めていきます.
②新しい人事制度の導入.
①の人事考課を基にした役職制度へと見直しを行ないます.賃金制度も昇進にともなって,さらに充実したものになるようにします.
そして,
③「日本一優しい職員賞」の設立
今後,年2回程度を予定して表彰したいと考えています.
職場は,何をおいても人間関係が大事です.気持ち良く働かなければ患者さんに優しく出来ません.
くれぐれも「良いヒト,好いヒト,善いヒト」になってください.良いヒトを演じるだけでもいいと思います,人生,劇場みたいなものですから.
図1の問題の答えは,2回やれば分かる.やり方は、各自考えてみて下さい.
(千田 金吾 記)