言語聴覚療法について

言語聴覚療法について

言語聴覚療法
言語聴覚士(ST)が、脳梗塞による失語症、嚥下機能障害、認知機能の低下のある方に対し、コミュニケーション、安全な食事ができるよう訓練を行い、言語、嚥下機能の維持、向上を目指します。

日常の生活の中で、このような症状でお困りではありませんか?

症状は、下記のように大きく2つに分けることができます。

1.会話

  • 言葉が出にくい(うまく表現できない)
  • 話がまとまらない
  • 文字が思い出せない
  • 理解できない言葉を話す
  • 同じ言葉をよく使う
  • 聞き返すことが多くなった
  • 誤字・脱字が増えた
  • 口数が減った
  • 声の質が変わった
  • 呂律がまわらない
  • 発音がはっきりせず相手に上手く伝わらない
  • 口の周りが動かしにくい

2.摂食・嚥下

  • むせることが多くなった
  • 痰が増えた
  • 偏食になった
  • 飲み込みにくくなった
  • 口が渇くようになった
  • 体重が減った
  • 飲食後、声が変わる
  • よだれが出ている事がある
  • 食事時間が長くかかるようになった
  • 食事量が減った
  • 口の中の食べかすが増えた
  • 食べるのに疲れる
  • 一口毎に数回飲み込む

言語聴覚士が、それぞれの症状に合わせたリハビリプログラムを行います。

言語訓練
失語症訓練
理解することや話すことが難しい方に対し、様々な教材を用いて、コミュニケーション能力を向上する為のリハビリを行います。
構音訓練
呂律が回らない方に対し、唇や舌の運動や早口言葉など実際に話す訓練を行い、呂律が回るようにリハビリを行っていきます。
嚥下訓練
口腔体操や食事の種類の選択、食べ方の指導を行うことにより、無理なく安全に食事が出来るようにリハビリを行っていきます。