リハビリ

チューリップの球根植えを楽しみました

こんにちは。

とよおかデイケアで理学療法士をしております小出です。

先日、デイケアでは月に一度の作業活動として、チューリップの球根植えを行いました。

この活動は、OT(作業療法士)が主体となって企画・運営しております。

チューリップの球根植えは、その中のひとつです。

今回は、9人の利用者様に参加していただきました。

まずは、植える球根の色を選んでもらいました。

今回は、5色のチューリップの球根を用意して、それぞれ好きな色を選んでもらいました。

赤、ピンク、白、黄色、紫の5色です。

次に、鉢に土を入れてもらい、球根を並べました。

鉢はデイケアの玄関前に並べてあります。これからは水やりも行っていただこうと思っております。

春が待ち遠しくなりますね。

この活動では、花や土に触れることで、自然とのつながりを感じたり、五感を刺激したりすることができます。

また、球根を植えることで、将来の花の咲く姿を想像し、楽しみを持つことができます。

これらは、心の健康にも良い影響を与えます。

さらに、この活動にはリハビリとしての目的もあります。

球根の植え方や水やりなどは、手指の動きや力加減を必要とする作業です。

これにより、手指の柔軟性や協調性、筋力などを向上させることができます。

また、色の選択や判断、順序立てて作業することは、認知機能の維持や向上にも役立ちます。

もともと、花が好きだったり、土を触るのが好きだった方も、最近ではなかなかできないとの声も聞かれていたので、よい活動になったかと思います。

次はどんなことをしましょうか。

デイケアでは皆さんの笑顔と健康を応援しています

第4回リハビリ教室

こんにちは。滝町デイケアです。

リハビリから活動の報告です。

2023年11月17日(木)に第5回のリハビリ教室を開催しました。

今回のリハビリ教室は理学療法士が担当し、リハビリの専門職についての説明と、コグニサイズ(頭と身体の体操)、そしてスロートレーニングという運動を行いました。

 

 

「リハビリ専門職について」、と「コグニサイズ」は前回のリハビリ教室でも実施しましたが、初めてリハビリ教室に参加される利用者様もおられるので、改めて資料とホワイトボードを使って説明させて頂きました。

今回も、皆さん資料を見ながら真剣に説明を聞いて頂きました。

また、認知症予防につながるコグニサイズ(頭と体を同時に動かす体操)、今回も皆さんに取り組んで頂きました。前回は右と左、左右で違う動きを行うことを中心に行いましたが、今回は上と下、手と足で違う動きを行う体操を中心に行いました。

 

難しいな、ややこしいな、という声が聞こえてきましたが、笑い声も飛び交い、楽しんで参加頂けたかと思います。

最後はスロートレーニング、名前のとおりゆっくりとした運動を実施していきました。

ゆっくりと軽い負荷で運動を行うことで、高齢であっても安全に、効果的に運動が行いやすくなります。

 

 

デイケアスタッフとリハビリスタッフが協力しながら、課題が難しい場合や体を動かせない時には、声掛けやサポートをしながら、なるべく皆さんに参加して頂いて運動できるように実施しました。

 

皆さんに参加して頂き、活気ある雰囲気でリハビリ教室を実施することができました。

次回、リハビリ教室は2023年12月19日(火)に開催予定となっております。

クリスマスの壁飾りで手先と心のリハビリを

こんにちは。とよおかデイケアの理学療法士、小出です。

今回は、デイケアで作業療法士が中心になって行ったクリスマスの壁飾り作りと、その効果についてお伝えします。

まず、三角形の画用紙に自分の好きな飾りやモールを付けました。

みんな、個性的な作品ができました。

それを一つの大きな三角形につなげて、とても華やかで大きなツリーができました。

次に、星型や丸く切った段ボールに様々な毛糸を巻き付けて、オーナメントを作りました。

毛糸の色や太さも色々なものを用意しました。手指の力や協調性も必要とされる動きです。

とってもかわいいオーナメントができましたので、それをツリーの周りに飾りました。

色とりどりのオーナメントが、ツリーをさらに鮮やかにしてくれました。

作業中は、みんなで会話を楽しみました。ご自身の作品について話したり、他の方の作品に感想を述べらりたりしました。

スタッフも一緒になって、作品やクリスマスについてお話しさせていただきました。皆様、笑顔で楽しそうにされていました。

この活動は、手指の巧緻性向上や精神面、認知面の活性化にも効果が得られたかと思います。

みなさんの真剣で楽しそうな表情や様子を見て、とても嬉しく感じました。

これからも、デイケアで様々な作業活動を行っていきたいと思います。

第4回リハビリ教室

こんにちは。滝町デイケアです。

リハビリから活動の報告です。

2023年10月26日(木)に第4回のリハビリ教室が開催されました。今回のリハビリ教室は理学療法士が担当し、リハビリの専門職についての説明と、頭と身体の体操を行いました。

今回の教室では、利用者様がリハビリの専門職がどんな仕事を行っているのかと、日常生活の悩みを解決したほうが良いのではないかと思い、リハビリの専門職の資料を作成しました。

資料を手もとに皆さん真剣に耳を傾けて頂きました。

後半、身体の体操は、「コグニサイズ」という、頭と身体を使って運動を行いました。

右手と左手、同時に違う動きを行ったり、数を数えながら足踏みのステップを途中で変えたり、頭を使いながら同時に体も動かします。

今日の体操で大切な目標は、少し難しいな~という課題を楽しんで行って頂くこと。

皆さん少し混乱されたり、難しそうなお顔をされつつ、笑顔で取り組んで頂きました。

 

リハビリ教室は全体に向けて行ったため、皆さんが参加し運動できるように職員がサポートしながらに実施しました。

前半ではリハビリ専門職についての説明を真剣に聞いて頂き、なかにはしっかりメモをとりながら聞いていらっしゃる方もいました。

後半のコグニサイズでは、スタッフもミスする場面も見られ、活気よく笑顔があふれたリハビリ教室となりました。

 

次回、リハビリ教室は、2023年11月17日(金)に理学療法士が開催予定となっております。

デイケアで作った紅葉の壁絵が素敵すぎる!

こんにちは、とよおかデイケアで理学療法士をしております小出です。

今回は、小集団で行った作業活動の様子をご紹介します。

作業活動とは、手先を使って何かを作ることです。

高齢者の方にとっては、手先が器用になったり人と話したりすることができます。

今回はカエデの葉っぱの形に切った画用紙に、赤や黄色などの絵の具で色をつけました。

それが乾いたら模造紙に貼って、紅葉の壁絵を作りました。

その作業風景や完成した作品の写真を見ていただきながら、どんな効果があったのかリハビリの視点でお伝えします。

<手先が器用になる>

高齢になると手先が不自由になることがあります。

そこで、手先を使う作業活動が有効です。

今回は絵の具を塗ったり、カエデを貼ったりすることで、手先を動かす機会を増やしました。

みなさん真剣に取り組んでおられます。

自分で工夫したり、色を考えたり、されていました。

手先だけでなく、頭も使われたようです。

<人と話す>

高齢になると中には普段話す相手がいなくなったり、話す機会が減ったりする方もいます。

そこで、人と一緒に作業活動をすることが有効です。

作業をする間に、声をかけたり助け合ったり感想を言い合ったりすることで、話す機会を増やしました。

みなさん笑顔で楽しそうです。

絵の具は久しぶりだと喜んでいる方もいました。

ただ人と話すだけでなく、会話することも楽しんでいただけたようです。

<完成した壁絵>

完成した壁絵です。カラフルなカエデの葉っぱが模造紙にぎっしり貼ってあります。

本物の紅葉みたいですね。

この壁絵はとよおか病院待合に飾る予定です。

お見えになる方や帰られる方に見ていただき、季節や温かさを感じてもらえれば嬉しいです。

<まとめ>

今回は、小集団で行った作業活動の様子をご紹介しました。

手先を使ったり、人と話をしたりすることができました。

作業活動は高齢者の方にとっていいことばかりです。

これからもいろんな作業活動をやっていきますので、次回もお楽しみに!